九州大学大学院 経済学府 産業マネジメント専攻 九州大学ビジネス・スクール

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    専攻長からのメッセージ

    専攻長 村藤 功

    専攻長

    村藤 功

     アメリカ経済は回復軌道に乗ってきたものの、イギリスのEU離脱やトランプ大統領の誕生で、人件費の安い途上国へ向かうグローバライゼーションに疑問が生じはじめました。一方でIoTやインダストリアル4.0でAIやロボットが人間をリプレースする時代に向かう可能性が出てきています。そもそも日本では、日銀の異次元の金融緩和に関わらず、バブルの崩壊ではじまった0成長からまだ抜け切れていません。バブル崩壊後の不景気を克服するための公共投資や社会福祉費用の拡大で赤字国債の発行が続き、政府は数百兆円の債務超過に陥りました。残念ながら日本政府の財務再建の見通しはついていません。日本は、既に、人口減少、少子高齢化社会を迎えており、社会福祉制度の構造改革も待ったなしです。

     

     このような背景のもとに東アジアを見れば、中国を中心として、ASEAN、インドが高成長を続けています。日本が明るい将来を迎えるには、国内の構造改革に取り組むだけでなく、アジアの成長の一翼を担う必要があると思われます。QBSはアジアの成長を担う幹部候補生養成を主要目的のひとつとして2003年に設立され、現在中国を中心とする東アジアに15の提携校を持っています。2006年度から始めた交換留学生の数は次第に増加し、日本から海外に行く留学生も増え始めました。1年に2回アジアの提携校を訪問して相互にプレゼンテーションや意見交換を行う学生交流を行っています。

     

     QBSにはもともとの九州大学教員に加えて外部から参加した実務家教員がおり、あらゆる民間企業、地方自治体、金融機関などから社会人が学びに来ています。同じような考えの人ばかりいる職場で、閉塞した経済状況を嘆いていても仕方がありません。色々な考えを持ち、将来飛躍したい人々が集まって構造改革の選択肢を議論する九州大学のビジネススクールに、是非きて学んでいただきたいと思います。MBA教育、多様な経験をもった社会人学生や留学生との議論、学生交流経験等によって、必ずあなたの視野やネットワークが広がっていくものと信じています。

    2017年4月


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