九州大学大学院 経済学府 産業マネジメント専攻 九州大学ビジネス・スクール

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    QBSでの履修モデル 〜1〜 新時代を担うビジネス・プロフェッショナルを目指すA君の例

     A君は将来グローバル化するビジネスを担うトップ・マネジメントを目指している。
    まず、MBAとして求められる専門的な分野の科目を取得する。
    さらに高度な専門性と実践的なビジネス能力を磨くために、A君は指導教員と相談しながら、ビジネスの戦略マネジメントに関する科目群に重点をおいた履修を計画している。
     

    1年前期

     ここでの課題はMBAの基礎を強化する必修科目を履修しながら、専門性を深めるための科目に目配りを怠らないことである。しかし、予習に多くの時間を割かなければならないので、欲張って多くの科目をとることには慎重でなければならない。
    [必修科目]:組織マネジメント、企業財務、マーケティング戦略、企業倫理、アカウンティング、英語によるビジネス・コミュニケーション
    [選択科目]:戦略的人的資源管理、財務会計、国際経営から1科目程度
    7科目14単位
     

    1年後期

     クラス指導教員の履修指導を受けながら、専門分野の科目の履修を増やすことにする。
    履修しえなかった重要科目は、2年の後期に見送ることにした。また、学期後半には、将来のキャリアについて、オフィスアワーを利用して指導教員に助言を求めてゆくつもりである。
    [選択科目]:企業戦略、国際マーケティング、マネジメント・コントロール*、産業と政策、国際ロジスティクスから4科目程度
    4科目8単位
     

    2年前期

     プロジェクト演習の指導教員を定め、専門分野の科目履修を行う。夏期には、休暇を利用し、ユニークな企業戦略を展開するABC社で3週間のインターンシップを受けることにする。
    また、英語講義科目を意欲的に履修して、英語によるビジネス能力を磨く。
    [選択科目]:プロジェクト演習の他、アジア・ビジネス戦略*、イノベーション・マネジメント、経営リスク・マネジメント、中国ビジネス、産業と技術、ファイナンシャル・マネジメントなどから2科目、そしてインターンシップをとるので合計4科目
    4科目8単位
     

    2年後期

     プロジェクト論文を完成させることを考慮し、履修科目の負担を軽くする。
    プロジェクト研究成果をQBSフォーラムで発表するとともに、ビジネス・リーダーとしての専門知識や能力を点検する。
    修了要件の単位数に目途をつけた上で履修の幅を広げるつもりだ。
    [選択科目]:プロジェクト演習の他, 知識マネジメント, タックス・マネジメント、企業価値創造とM&A、ビジネス法務などから3科目程度を履修する
    4科目8単位
     

    【 A君は38単位を取得することになる 】

     

    QBSでの履修モデル 〜2〜 産業のビジネス・イノベーターを目指すB君の例

     理系出身のB君は技術の分かるMBAとして、技術とビジネスを結ぶイノベーターとして活躍することを希望している。
    しかし、産業の新しい展開状況や新規技術の動向を理解して、技術をテコにビジネスの革新やベンチャーの創造を推進したり、産学間あるいは企業間の技術のライセンシングやコーディネートをするには、MBAとしての強固な専門性に基礎付けられた技術のマネジメント能力が育成されなければならない。B君は産業・技術のマネジメントに関する科目の履修に重心をおきながら、ビジネスの戦略マネジメントについても意欲的に履修することにした。
     

    1年前期

     MBAの基礎を強化する基本科目を履修しながら、産業や技術の理解を深めるための科目に目配せを怠らないように履修する。また、経済学部の昼間の講義に経営管理科目があるので、単位にはならないが出席することにした。
    [必修科目]:組織マネジメント、企業財務、マーケティング戦略、企業倫理、アカウンティング、英語によるビジネス・コミュニケーション
    [選択科目]:戦略的人的資源管理、中国ビジネスなどから1科目程度
    7科目14単位
     

    1年後期

     クラス指導教員の履修指導を受けながら、専門科目を絞ってゆく。A君と同様に履修しえなかった重要科目は2年の後期に履修することにした。
    [選択科目]:企業戦略、知識マネジメント、産業と政策、生産管理、国際ロジスティクスなどから4科目選択。履修できなかったものは、2年後期に受講する。
    4科目8単位
     

    2年前期

     プロジェクト演習の指導教員を定め、専門分野の科目履修を行う。
     また、医療機器のベンチャー企業設立を想定しながら、専門職大学院コンソーシアムの相互履修の制度を活用して、医学系学府医療経営・管理学専攻や法科大学院の講義の履修を考えている。 
    [選択科目]:プロジェクト演習の他, イノベーション・マネジメント、国際経営、研究開発マネジメント、知的財産管理などから2科目、そして医療人間学、契約実務をとるので合計5科目
    5科目10単位
     

    2年後期

     プロジェクト論文を完成させるように心掛けた履修になる。プロジェクト研究の成果を公開するとともに、専門科目群の履修や関連分野の履修を通じて、専門知識や能力を点検し、専門分野の履修の幅を広げる。
    [選択科目]:プロジェクト演習の他、産学連携マネジメント、プロジェクト・マネジメント、国際マーケティング、アジアの産業と企業などから3科目程度を履修
    4科目8単位
     

    【 B君は40単位を取得することになる 】

     

    QBSでの履修モデル 〜3〜 アジアのビジネス・リーダーを目指すC君の例

     C君は国際的に活躍できる能力の育成のためには、国際やアジア・ビジネスに関する科目群を重点的に履修することが重要だと考えている。
    また、外国語のコミュニケーション能力を磨くことにも励むつもりである。同じような希望をもつ留学生の場合、日本への深い理解を促す科目も積極的に履修することが望ましい。
     

    1年前期

     まずMBAの基礎を強化する基本科目を履修しながら, 専門性を深めるための科目を履修する。
    [必修科目]:企業財務、組織マネジメント、マーケティング戦略、企業倫理、アカウンティング、英語によるビジネス・コミュニケーション
    [選択科目]:戦略的人的資源管理、アジア多国籍企業などから1科目程度
    7科目14単位
     

    1年後期

     クラス指導教員と相談しながら, ビジネス戦略分野の専門性を深める履修に心がける。
    [選択科目]:企業戦略、異文化コミュニケーション、国際ロジスティクス、アジアの産業と企業、国際経営から3科目程度
    3科目6単位
     

    2年前期

     プロジェクト演習の指導教員を定め、専門分野の科目履修を行う。国際的な企業X社で3週間のインターンシップを受けることにした。
    [選択科目]:プロジェクト演習の他、知的財産管理、産業と技術、国際経営、中国ビジネスから3科目程度、そして、インターンシップをとるので合計5科目
    5科目10単位
     

    2年後期

     プロジェクト論文を完成させる。プロジェクト研究成果を公開するとともに、専門科目群の履修や関連分野の履修を通じて、アジアのビジネス・リーダーとしての専門知識や能力を点検し、専門分野の履修の幅を広げる。
    [選択科目]:プロジェクト演習の他, 知識マネジメント, ファイナンシャル・マネジメント, 産業と企業, タックス・マネジメントなどから3科目程度
    4科目8単位
     

    【 C君は38単位を取得することになる 】

     

    QBSでの履修モデル 〜4〜 アジアへの事業展開を目指すアントレプレナーD君の例

     数年前にバイオ医薬の開発資材を試作・販売するベンチャーを起業したD君は、新たにアジア諸国の大学・研究機関を顧客とする事業プランを構想していた折り、かねて関心を寄せていたQBSへの入学が叶った。
     D君が構想中の事業プランを完成させ、実現するには、自社技術の優位性を持続可能なものとする競争戦略を具体化するとともに、アジア諸国の市場でパートナーシップを構築するための多様な専門知識を修得する必要があった。このためD君は、敢えてプロジェクト演習を履修せず、代わりにできるだけ多くの専門科目を選択履修することにした。
     

    1年前期

     まず必修科目を集中的に履修するとともに, 自己の目的に関連の深い選択科目を履修することにする。
    [必修科目]:組織マネジメント、アカウンティング、マーケティング戦略、企業倫理、企業財務、英語によるビジネス・コミュニケーション
    [選択科目]:国際経営、ベンチャー企業から1科目
    7科目14単位
     

    2年後期

     自己の目的を追求する上での基盤となる知識を形成するという観点から, 科目を選択履修する。
    [選択科目]:企業戦略、異文化コミュニケーション、産業と政策、国際マーケティング、産学連携マネジメント、プロジェクト・マネジメント、タックス・マネジメント、ミクロ経済学から7科目
    7科目14単位
     

    2年前期

     2年次にプロジェクト演習を履修しない場合は、20単位以上を修得しなければならない。D君は引き続き意欲的に科目を履修することにした。
    [選択科目]:中国ビジネス、イノベーション・マネジメント、研究開発マネジメント、産業と技術、アジア・ビジネス戦略、知的財産管理、財務会計、ファイナンシャル・マネジメント、経営リスク・マネジメントから7科目
    7科目14単位
     

    2年後期

     修学指導教員の助言を受けながら、次第に科目選択の幅を広げていくことにした。
    [選択科目]:知識マネジメント、アジアの産業と企業、マネジメント・コントロール、コーポレート・ガバナンスと監査、企業価値創造とM&A、国際ロジスティクス、生産管理、ビジネス法務から7科目
    7科目14単位
     

    【 D君は56単位を取得することになる 】


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