九州大学ビジネス・スクール

LIVE QBS教員&修了生の声

【特別座談会】
「QBSの強みとは…」「なぜ、QBSで学ぼうと思ったのか?」など、
教員と修了生に思いのままを語っていただきました。

5. さらなる成長を目指す女性たちへ

―― ビジネス界においても自分の成長を求める女性が多いと思いますが、そのような女性の皆さんにアドバイスなどがあればお願いします。
【修了生】佐々木さん

QBSに入学する女性というのは、多様なバックグラウンドをお持ちの方が多く、皆さんQBSでの学びを通じて、公私ともに大きな変遷を遂げていく方が多い印象です。決してスーパーウーマンばかりということではないんです。でも女性がおかれている環境、現実の中で実体験から生まれている課題や危機意識があったり、「自分が何のために仕事をしているのか、学んでいるのか」がとても明確だったり。
生物学的なジェンダーの違いというのはありますが、今は多様性の時代と言われる中、ビジネスの世界においても女性ならではの強みがより求められると思います。柔軟性や環境適応力、共感性、リスクマネジメントなど様々あげられますが、そうした能力と経営の体系的な知識を組み合わせることが出来れば、もっともっと新しい時代に必要な価値を生み出すことが出来ると思います。ぜひ、QBSでの学びに挑戦していただきたいですね。

【QBS】高田

女性特有のライフイベントに合わせてQBSに入学される方は少なからずいらっしゃいます。例えば東京で共働きされていた方がご主人の転勤で会社を辞めて福岡に来ることになり、知らない街で時間を持て余すのもどうかと思ってビジネススクールで学ぼうと決めた。学びによるビジネスのリテラシーを高く持つことによって、修了後に福岡で就職先を見つけたということもありました。また、出産をされた方が1年なり2年の育児休暇の間にQBSでMBAを取得されたという例もあります。育児の合間に家で課題をこなしながら、夕方だけ講義を受けに来られるというパターンです。

QBS対談
女性ならではの強みと
経営の体系的な知識を結合させることで
時代に必要な価値を生み出すことができる
と語る佐々木さん
【修了生】佐々木さん

そういう方は、みなさん本当にタフでしなやか。優先順位のつけ方も優れていて自分が何にコミットして何を手放すのか、そういう意志決定がどんどん磨かれていきます。

【修了生】 山路さん

ライフイベントに合わせてという点は男性も同じだと思います。私がQBSに入る前は20代後半の人たちの集まりなのかなと思っていたのですが、転職直前の2年間を過ごす方とか50代の方もいらっしゃいました。驚くほど多様な方がいらっしゃいますし、どのライフスタイルにもフィットするカリキュラムだと思います。

―― 最後に、高田先生から今後QBSを志望する方々へメッセージをお願いします。
【QBS】高田

世の中はどんどん先が読めなくなってきています。そのような不確実性が高まる時代に、ただ受け身の状態でいることはものすごく不利なことです。不確実な状況をいかにうまくマネジメントして自分なりの新しい解決策を見い出すのか。そういったことをQBSのいろいろな科目で教えていますし、学生さんたちがプロジェクトを組んで自分たちで学んでいくという機会もたくさんあります。実績のある企業にいて、過去やってきたことに乗っかっていれば安定して給料がもらえるという幸せな時代は終わっています。

これからは、不確実な環境のなかで自ら何らかの価値を生み出して行かなければならない時代です。自分なりの着眼点を持ち、解決策を見い出すために社会人としての学び直しはとても重要です。ぜひ九州大学という総合大学ならではのリソースが使える環境に身を置いてみてください。
まずは気軽にQBSのドアをノックしていただければ嬉しいです。

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