修了してMBAを持つことの意味はすごく大きいと思います。例えば弁護士や税理士のように、その資格を持った人しかできない仕事ってありますよね。でも、MBAを持っていなくてもビジネスはできるわけです。では、MBAホルダーになると何が違うのか。それは、ビジネスに対する自分自身の意思を明確に持つようになることです。それまでは、会社や上司に自らを委ねて生きていた人が、QBSで学んでMBAホルダーになることによってかなり強烈に自分の意志を持つようになり、自分の意志と所属する組織のベクトルを上手く合わせながら成長していくようになります。
確かに意思決定のポリシーを持つことができました。でも、知れば知るほど私はまだまだ知らないことが多いんだなって思うんです。学べば学ぶほど見えてくるものもあり、キリがないんですよ。
私も先生方や共に学ぶ仲間と切磋琢磨することで、自分の至らなさを思い知りました。だからこそ、素直になった気がします。自分がわからないこと、学ばないといけないこと、学ぶために動かなきゃいけないこと。それらのことに対して素直になったことは確かですね。
QBS15期生。東京の大学を卒業後、九州旅客鉄道株式会社に入社。勤続12年目を機に学び直しを決意しQBSに入学。家庭生活との両立を図り、妻と子供も良き理解者。現在は、鉄道事業本部営業部企画課副課長。
それ、すごくわかります。私はこの分野・領域ではこの人にはかなわないんだって思えるし、じゃあ私にできることって何だろうって考えられるようになりましたね。
もう1つ、仕事をしながらQBSで学び、さらに家庭を持つ人はご家族のケアもしてということで、時間のマネジメント能力が自然と身に付きます。自分自身のサバイバビリティが上がるということですね。それは、不確実な状況に対応しなければならない時にサバイブしていく自信にもつながっていきます。
私も仕事をしながら学んでいましたが、それまで自分がどれだけダラダラとやっていたのかということを痛感しました。18時半からの授業に出るために18時過ぎに会社を出るなんてことは有り得なかったんです。でも、やろうと思えばちゃんとできるんですよね。
自分が何をしなきゃいけないかを考えて、それを集中してやれば時間って出てくるんだなと感じました。
確かに時間のマネジメントは養えたと思います。 私には妻と9歳の男の子がいて、実際に家族に迷惑をかけたなと思いますが、私が生活にメリハリをつけることで家族も影響されたのか、妻も英語を学びだしたりしましたね。
職場にも迷惑をかけましたが、通学中は学業も仕事も、どちらも手を抜かずに精一杯やることだけを意識していました。
QBSに来て「営業成績が上がりました」とか「業績評価が上がりました」という人は実際に多いですよ。